2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

2024.03.31

その対象を完全と言えそうなほどに理解して、自らの手の中にその性質のすべてを収められる時が来るのを待ち望んでいる。同時に、理解すれば理解するほどに幻惑されて、どこまで追っても解体されることのない、不滅の魔法に取り憑かれてもがいた挙句、蔦のよ…

2024.03.28

やっと本を読んでいるという自意識から完全に逃れた状態で本を読めるようになった。物を知っていたところで馬鹿であることには変わりがない。それを目の前に分かりやすく示してくれただけでも、入試に落ちるという経験を得てよかったと言えるのかもしれない…

2024.03.26

太宰治全集を読み始めた。箱入りの全集として買ったために栞が挟まっていないことに後で気づいた。 アンデルセン童話集 1(完訳) - H.C.アンデルセン

2024.03.22

たんぽるぽる - 雪舟えま みにおぼえないほどの希望に燃えて目覚めてもあと二万回の朝? こういう歌が結局好きなのだと思う。いつでもすぐに理解できるし、理解できるだろうという確信によってなんとなく安心がもたらされる。誰もに薄く絶望していてほしいの…

2024.03.21

無知で馬鹿で方法を知らないからまだ読書が楽しい。 月と六ペンス - サマセット・モーム 文体内容ともに素直な作家だという印象を持った。純粋に読むのが楽しかった。 デッドライン - 千葉雅也

2024.03.20

昨日は休学手続きの申し込みのために久々に大学に行った。本来2月末までに申請するものと知ってはいたが、合格発表が3月中旬だったから仕方がない。3月末までに担当の教員に書類に印鑑を押してもらうために面談を取り付ける必要がある。連絡のメールを送らな…

2024.03.11

買い物をする。スーパーのようなところに行って食品売り場をぐるぐる歩いていると、別にそうならないこともあるけれど、生活や選択やそういうもののことを考えてしまって、とてつもなく気が重くなる。自分で自分が食べるものを考える営為、その繰り返しにか…

2024.03.10

R.D.レイン - 結ぼれ 冒頭を少しだけ読んだ。あまり理解できないまま読み進めることになるかもしれない。わからないものが現れる度に何も分からないまま死んでいくのだろうと思う。 ユリイカ2023年12月号 - 特集 長谷川白紙 少しだけ。 Frums - μ ブレイクコ…